車いすから摘みやすく 宇都宮 観光農園でブルーベリー
下野新聞
2017年6月30日
【宇都宮】横川中東側にある下栗町の観光農園「宇梶ブルーベリー」がこのほど、今シーズンの摘み採り客の受け入れを始めた。園内では約700本のブルーベリーを栽培。車いすが通れる広い通路も特徴で、ブルーベリー狩りを楽しむ人たちが続々と来園している。
オープン5年目。広さは約3600平方メートルで、77品種を栽培しているという。体が不自由な人や高齢者でも摘み取りを楽しめるよう、通路幅を約2メートルと広めに確保しているほか、手が届きやすいように木も低めに剪定(せんてい)しているという。
現在は粒が大きいとされるハイブッシュ系の品種が食べ頃を迎えており、枝いっぱいに色濃く熟した実がなっている。7月半ばになると、甘みが濃いというラビットアイ系の品種が旬を迎え始めるという。園を経営する宇梶都至(うかじくによし)さん(60)は「摘みたてのブルーベリーを楽しんでほしい」と、来園を呼び掛けている。
9月上旬まで開園。入園料は中学生以上300円、小学生200円、未就学児は無料。月、火曜は休園。(問)宇梶さん080・5698・7701。
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