やよいひめジャムのどら焼き、チョコ　群馬・藤岡の新定番に　虎屋本店と丸エイ食品が発売

和菓子製造の虎屋本店（藤岡市藤岡、小林秀行社長）と、菓子製造の丸エイ食品（同市篠塚、横尾博之社長）は、同市産イチゴ「やよいひめ」を使ったバルサミコジャムの新商品を発売した。市が実施する「いちごのまち藤岡」の地域ブランド向上の一環で、新たな土産品として期待される。

虎屋本店はどら焼き「ふじおか苺（イチゴ）バルサミコどら」（1個約70グラム、350円）を作った。どら焼きの中身に、あんことバター、同ジャムを挟んで甘みと酸味のバランスを取った。いずれも同市内の本店とららん藤岡店で販売する。

丸エイ食品はチョコレート「FUJIOKA　ICHIGO　CHOCO（フジオカイチゴチョコ）」（1個約30グラム、490円）を製造。ホワイトチョコに同ジャムを入れ、イチゴと葉をかたどった見た目も楽しめる商品とした。同市のららん藤岡観光物産館などで扱う。

商品開発を支援した市地域力創造アドバイザーの丸橋裕史さん（44）＝東京都＝は2商品について「イチゴを加えたことで食べ疲れしない。土産品としても良い」とPRした。