猫の絵や小物 生き生き表現 鈴木さん作品展 14日まで 茨城・神栖

茨城新聞
2025年3月8日

猫をモチーフにした絵を描き続けている茨城県神栖市の鈴木信也さん(83)の「猫ねこ展」が、同市波崎のはさき生涯学習センターで開かれている。愛くるしい表情の猫たちや鈴木さんが描く不思議な世界観を存分に鑑賞できる。同展は14日まで。

展示されているのは、キャンバスいっぱいにたくさんの猫を描いた大作16点のほか、貝殻やキーホルダーなどの小物、小さな原画など。どの作品も今にも動き出しそうな二足歩行の猫が生き生きと描かれている。

鈴木さんが初めて猫の絵を描いたのは定年退職した23年前。木箱に何げなく描いた猫の絵が気に入り、それ以降「ずっと猫一筋」。下書きはせず、ボールペンで思いつくがままにキャンバスを埋めていくという。「猫の絵は生きがい。今後も描き続けたい」と話す。

午前9時から午後5時まで。月曜休館。