風景、人物、静物 個性あふれる18点 水彩連盟いばらき支部展 5日まで 茨城・水戸

茨城新聞
2025年3月3日

水彩連盟いばらき支部61回展が2月28日、茨城県水戸市泉町3丁目のアートセンタータキタで始まった。同支部に所属する14人がそれぞれの表現を追求しながら、風景、人物、静物と多彩なモチーフに向き合った18点が並ぶ。5日まで。

4月2日に始まる第84回水彩連盟展に向けて制作された力作が展示されている。水彩画ならではの透明感や幅広い表現が大きな見どころ。にじみやぼかしを生かした幻想的な人物画、はっきりとした色使いの静物画、丹念に色を塗り重ねて遠近の空気感を表現した風景画など、個性あふれる作品が楽しめる。

副支部長の深作八重子さんは「お互い切磋琢磨(せっさたくま)しながら描いてきた。今展は一段とカラフルな色使いになっている」と話している。午前10時~午後6時(最終日は同4時)。