栃木県茂木町の道の駅に簡易型授乳室 施錠も可能「子育て世代がさらに利用しやすく」

下野新聞
2025年3月3日

日本道路建設業協会は2月25日、栃木県茂木町の道の駅もてぎに強化段ボール製の簡易設置型授乳室を寄贈した。同日から敷地内の「茂木町防災館」に置かれ、既存の授乳室と併用しながら子育て世代の来場者に向けたサービス向上を図る。

この取り組みは、国土交通省が進める道の駅の「子育て応援」の一環で、全国道の駅連絡会の特定賛助団体でもある日本道路建設業協会が協力。2023~25年度の3年間に、設置を希望した道の駅に150セットを贈る予定で県内は道の駅もてぎで6カ所目となる。

授乳室は幅と高さが約2mあり、扉は開閉式で内側から施錠が可能。室内は間仕切り用のカーテンや授乳用のいすを備える。

防災館で行われた寄贈式には古口達也町長や日本道路建設業協会の西田義則会長、国交省宇都宮国道事務所の笹木和彦所長らが出席した。

西田会長は「この授乳室が利用者の悩み解消と道の駅の地域拠点『第3ステージ化』への一助になれば」とあいさつ。古口町長は「今回の寄付を契機に道の駅もてぎを、さらに子育て世帯に優しく、利用しやすい施設にしていきたい」と話した。

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