<栃木・県央グルメ>バウム工房ゆずの木(茂木)米粉バウムクーヘン 道の駅もてぎの看板お土産

下野新聞
2023年11月26日

栃木県内でも常に道の駅の人気上位を争う「道の駅もてぎ」の看板商品。土産用、贈答用に支持されている。

「バウム工房ゆずの木」は、道の駅の一角にバウムクーヘンが柱の洋菓子店として2016年3月開店。地元食材を使い自前で製造販売する6次化を売りにしている。「米粉バウムクーヘンハードタイプ」は、箱入りのSサイズ(1550円)、縦にカットしたスティックサイズ(750円)、輪切りのミニサイズ(310円)の3種ある。

全部で10種以上もあるバウムクーヘン商品の最大の特徴は、小麦粉でなく地元産コシヒカリを特別な製粉機で微細に店内で自家製粉した生米粉を使う点にある。

乾燥させない生米粉は保存が利かない。製造の都度少量ずつ製粉し新鮮な生米粉を使うことで、しっとり、もっちりした食感が生み出される。

波板を当てて表面を波形にカリッと焼いた「ハードタイプ」は、生クリームを使いふわっとした「ソフトタイプ」と違い、バターとアーモンドを加え、香ばしく後を引く濃厚な味わい。売れ行きは今は2対1でハードが好まれ、一番の主力商品に育っている。

河又正光支配人は「自家製粉だからできる、他ではできない味わい」と胸を張った。

▼メモ 栃木県茂木町茂木1090の1。午前9時~午後5時半。第1、3火曜定休。(問)0285・63・5671。