武家屋敷彩るひな人形 館林市で「武鷹館ひなまつり」、飾り付けや解説も 3月3日まで

上毛新聞
2025年2月24日

武家屋敷でひな人形を展示する「武鷹館ひなまつり」が22日、群馬県館林市大手町の同館で始まった。明治期から昭和期の人形が来場者の目を楽しませている。3月3日まで。

段飾りや御殿飾りなどで数百体を超す人形や豆びなを展示。明治期に関西で作られたという人形は、男雛(びな)と女雛の位置を京都風に入れ替えて並べた。飾り付けの体験ができ、来館者は周囲の段飾りと見比べながら正しい位置に置いていた=写真

新潟市から群馬県に泊まりがけで訪れた権平太志さん、知子さん夫妻は「武家屋敷があると知り訪れたが、思わぬ展示も見られて良かった」と話した。

主催する館林文化財ボランティアの会が、ひな祭りの由来や飾り方などを解説する。入場無料。午前10時~午後4時。問い合わせは同会(電話0276-72-0178)へ。

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