イチゴ狩り新サービス 大福作りや写真投稿 ウィグロ 茨城・ひたちなか
茨城新聞
2025年2月17日
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イチゴ生産を行うWEGRO(ウィグロ、田所建人代表)は、茨城県ひたちなか市部田野で運営する大型観光イチゴ農園「イチゴハウス・ひたちなか」で、イチゴ狩りのサービスを拡充する。摘みたての実を使って和菓子「いちご大福」を作る体験や、摘み取り風景などの写真投稿をした人にイチゴを贈る。ハウスの増築により栽培量を5割増やしており、関連イベントを通じて娯楽性を高める。
農園は2024年開業。約9000平方メートルのハウスでイチゴ狩りを楽しめる。今季にかけ、5棟、2000平方メートルのハウスを増築。試験用だったハウスも本格オープンした。栽培品種は昨季より3種類増やし、常時3~5種類を食べ比べできる。
新サービスは、自分で摘んだばかりの新鮮なイチゴと、和菓子メーカーの大福餅を使って、人気のいちご大福を作ることができる。大福餅は1個200円(税込み)で販売する。キャンペーンとして28日まで、平日に予約して来園した人向けに、大福自作セットをグループの全員に1個ずつプレゼントする。
フォトコンテストも4月13日まで開く。イチゴ狩りの思い出を撮影した写真や口コミを投稿し、最優秀者にイチゴのパックを届ける。
農園では周辺の観光スポットへの周遊を促し、果樹狩りの楽しみをアピールしている。