栃木県大田原市の群生地でザゼンソウ咲く 例年より2週間ほど遅く…見頃はいつまで?

下野新聞
2025年2月17日

春の訪れを告げる「ザゼンソウ」が、栃木県大田原市北金丸の群生地で咲き始めた。

群生地は同市天然記念物に指定され、地元住民でつくる「北金丸ザゼン草を守る会」が中心となって保全活動に取り組んでいる。

敷地を管理する林田恬さん(79)によると、今年の開花は例年より2週間ほど遅いというが、12日現在で約20株が咲いている。見頃は2月下旬から3月上旬まで。

この日、訪れた人たちは木道を歩きながら足元に目をやり、落ち葉の中から顔を出す小さな“春”を探していた。

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