12人の個性光る絵画や映像紹介 群大美術専攻学生が卒業展
上毛新聞
2025年2月17日
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群馬大共同教育学部で美術を専攻した学生の卒業制作展が14日、群馬県高崎市の高崎シティギャラリーで始まった。4年生12人が絵画や立体、映像作品、論文といった成果を紹介している。19日まで。
ラグマットなどを作る「タフティング」という技法で抽象画の表現を模索した作品、内なる不安を体の動きで具象表現した油彩画など、個性あふれる作品が集まった=写真。怪獣の造形や地獄の表現を研究した論文の要約パネルなども並び、見応えがある。
春から教員となる山崎颯一郎さんは「教育や美術の表現方法について学び、美術により親しみを持てた。美術の面白さを伝えてきたい」と話していた。
午前10時~午後6時(最終日は同4時)。16日午後1時~3時半に出品学生のギャラリートークを開く。