外は寒いけれど…室内に春を運んでくれるサクラソウ 栃木県宇都宮市で出荷が最盛期
下野新聞
2025年1月9日
早春を彩るサクラソウ科のプリムラ・オブコニカの出荷が、栃木県宇都宮市古田町の園芸農家「フラワールドひしぬま」で最盛期を迎えている。
温室3棟で栽培しており、紅や紫、オレンジ色で直径5、6cmの花を多数付けた鉢植えがずらりと並んでいる。6日は朝から菱沼修代表(67)ら4人が、気温14度の温室内で丁寧にビニールをかけて包装した。
作業は今月末まで続き、宮城県仙台市や群馬県、愛知県などの市場に約1万鉢を出荷する。「サクラソウ」として店頭に並ぶこともある。
菱沼さんは「花は次々と開花し、上手に管理すれば6月まで楽しめる。寒さが厳しくなる時季。室内に彩りを添えて楽しんでほしい」と話していた。
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