宇都宮市中央卸売市場で初競り 最高値は190kgの本マグロ…いくらで落札?
下野新聞
2025年1月8日
宇都宮市中央卸売市場(栃木県宇都宮市簗瀬町)で5日早朝、新年恒例の初競りが行われた。競り人の威勢の良いかけ声で、場内は日の出前から活気を帯びた。
水産物の競りに先立ち、水産物卸売会社「宮市宇都宮魚市場」の小林保彦社長(59)が仲買人らを前に「当てにするものがない時代だが、力を合わせて生き延びよう」とあいさつ。関係者は三本締めで景気づけした。
午前5時半、鐘の音を合図に、メバチマグロを中心とした冷凍マグロ52本が競りにかけられた。仲買人たちは手のサインで希望の値段をそれぞれ示し、お目当てを次々と競り落とした。
1本当たりの最高価格は本マグロで、47万1960円(190kg)だった。
青果物は午前7時から行われ、旬を迎えた栃木県産のイチゴやネギなどが扱われた。宇都宮市中央卸売市場によると、この日の入荷量は水産物が約16t、青果物は約309tだった。
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