干支にちなみ シマウミヘビお目見え 茨城県大洗水族館

茨城新聞
2024年12月31日

茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、年末年始を盛り上げる毎年恒例企画「新春アクアワールド」が開かれれている。新年の干支(えと)「巳(み)」にちなみ、シマウミヘビを展示する特別な干支水槽が登場したほか、オリジナルおみくじの限定販売もあり、新年を祝う企画を用意している。

同館によると、干支水槽に展示されるシマウミヘビは、琉球半島などのサンゴ礁の砂地の海に生息する。体には特徴的な白と黒のしま模様があり、毒を持つ爬虫(はちゅう)類のウミヘビに擬態しているといわれている。この機会に同館の特別水槽で間近に観察してもらいたいとしている。

同館の目玉の一つ、イルカとアシカのショーは元旦から新春の特別演出。カリフォルニアアシカによる書き初めも披露される。館内でシロワニやマンボウの形をした陶器製置物付きおみくじ「アクアワールドみくじ」を期間限定販売、10分の1の確率で入っている「大当たり」にはシロワニの歯とマンボウの皮標本が付く

同館は「水族館の生き物たちと一緒に新年の訪れをお祝いしましょう」と来館を呼びかけている。