もう一度行ってみたい温泉地、草津が2年連続1位 伊香保や万座、四万も順位上げる

上毛新聞
2024年12月19日

「じゃらん人気温泉地ランキング2025」が17日発表され、「もう一度行ってみたい温泉地」の1位に群馬県の草津温泉が2年連続で選ばれた。湯畑を中心とした景観の整備や、泉質が幅広い年齢層から支持を集めた。

◎景観整備や泉質 評価

ランキングはリクルート(東京都千代田区)で観光の研究などを行う「じゃらんリサーチセンター」が実施。草津を選んだ理由について複数回答で尋ねたところ「街の雰囲気」(73.4%)が最多で、「効能や泉質」(57.6%)、「自然」(29.8%)などが続いた。

1~4位は前年から変動がなく、2位が箱根温泉(神奈川県)、3位が道後温泉(愛媛県)、4位が登別温泉(北海道)だった。前年7位だった別府温泉郷(大分県)は5位に上がった。本県の温泉地でこの他に50位以内に入ったのは伊香保(19位、前年23位)、万座(28位、同33位)、四万(36位、同42位)だった。年代別で草津は60代でトップとなり、20、30、40、50の各年代はそれぞれ箱根に次ぐ2位だった。

まだ行ったことはないが、一度は行ってみたい温泉地を尋ねる「全国あこがれ温泉地ランキング」では、草津が2位だった。1位は乳頭温泉郷(秋田県)。

旅行サイト「じゃらんnet」の会員1万2594人が8月に回答した。調査は19回目。草津は22年版で初めて1位に輝き、23年版は2位、24年版で1位に返り咲いていた。