世界遺産「日光の社寺」の玄関口 日光二荒山神社の神橋で年末恒例「すす払い」

下野新聞
2024年12月14日

世界遺産「日光の社寺」の玄関口に位置する栃木県日光市上鉢石町の日光二荒山神社・神橋で12日、一年の汚れを落とす年末の風物詩「すす払い」が行われた。

晴天のこの日は午前10時ごろから、神職3人と八乙女(みこ)2人が作業に臨んだ。5人はおはらいをした後、笹竹を手に神橋へ移動し、欄干や擬宝珠(ぎぼし)などにたまったほこりを丁寧に払い落としていった。

居合わせた観光客らは、新年に向けた恒例行事に見入っていた。

日光二荒山神社の三田真隆権禰宜(31)は「神橋は結婚式の行事などでも渡る場所。神橋がきれいになり、来年も無事に渡れますようにと願いを込めてすす払いをした」と話した。

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