天然素材の赤で染める 群馬・高崎市染料植物園が企画展

上毛新聞
2024年10月21日

ラックカイガラムシから得られる赤色染料のラックを用いた壁かけやストール、着物といった国内外の染織品約70点を展示する企画展「ラックの魅力―かけがえのない天然素材」が群馬県高崎市染料植物園で開かれている=写真。11月24日まで。
ラックカイガラムシからは染料となる色素と共に天然樹脂も精製され、塗料や接着材として幅広く活用されている。箱や装身具、調理具といった工芸品、道具類もラック樹脂の関連品として紹介している。
問い合わせは同館(電話027・328・6808)へ。