大人気の絵本「パンどろぼう」の世界に浸れる 高崎高島屋(群馬県高崎市) 21日まで絵本の原画展示や撮影スポットも
上毛新聞
2024年10月15日
大人気絵本シリーズ「パンどろぼう」の原画やラフスケッチ約270点を展示する「パンどろぼう展」が21日まで、高崎高島屋(群馬県高崎市旭町)の6階催場で開かれている。
オイルパステルやアクリル絵の具など使用した原画、色鉛筆で描いたラフスケッチのほか、絵本の場面を再現したフォトスポットを8カ所用意。絵本に関する50の質問や、5カ所のスタンプで「パンどろぼう」の絵が完成するなどの仕掛けを設ける。Tシャツ(3300円)やキーホルダー(990円)など約250種類のグッズ販売もある。
来場した渋川市の星野香純さん(31)は「制作の裏話も知ることができて大人も楽しめる」と感動していた。絵本作家の柴田ケイ子さんが手がけ、2020年刊行から6作品で今月、累計400万部を突破した。全国を巡回する展示で本県が3カ所目。高崎高島屋とパンどろぼう展実行委員会が主催する。
一般1300円、高校生1100円、中学生900円、小学生500円、未就学児無料。午前10時~午後7時(最終日は午後5時)。