遊歩道1キロにヒガンバナ 群馬・高崎市で見頃

上毛新聞
2024年10月5日

高崎市倉渕町三ノ倉の土手で、遊歩道沿いに約1キロにわたって植えられたヒガンバナが見ごろを迎えた=写真。収穫期の稲穂と山々に囲まれ、豊かな自然を感じることができる。

ヒガンバナは16年前、大井佐一郎さん(84)ら地元の有志が土手に約2000株植え、徐々に増えていった。大井さんが会長を務める「彼岸花の会」が草刈りなどをし、景観を保っている。今春、2列から3列に植え替え、さらに増やしていく予定。

大井さんは「共に汗を流してくれる協力者がいなければ整備できなかった。倉渕の名所にしたい」と語る。

場所は「道の駅 くらぶち小栗の里」から南東に約2キロ。同道の駅の案内看板が目印となる。近くの休耕田に無料の駐車場を設けている。