トマトカレーは初、黒チーズカレーは4年連続! カレーパンGP2種で金賞 群馬のベーカリー「パーネデリシア」

上毛新聞
2024年9月6日

全国のカレーパンの中から優れた商品を選ぶ「カレーパングランプリ2024」(日本カレーパン協会主催)で、群馬県と埼玉県に8店舗を展開する「パーネデリシア」のパン2種が金賞に選ばれた。新商品の「赤のトマトカレーパン」は東日本揚げカレーパン部門で初、「黒チーズカレーパン」はチーズカレーパン部門で4年連続だった。

金賞に輝いた「赤のトマトカレーパン」(下)と「黒チーズカレーパン」

同グランプリは2016年から開催。ネット投票と実食審査が行われ、全国125種のカレーパンから部門別に最高金賞と金賞の計51種をそれぞれ決めた。投票総数は13万8427票だった。

5月に発売した「赤のー」は、酸味とコクのあるトマトカレーと大きめに切った牛肉を、トマトピューレを練り込んだ生地で包んだ商品。「黒チーズー」は、竹炭入りの黒い生地の中に、モッツァレラ、ゴーダなど3種のチーズと中辛カレーが入っている。

同店を運営するグンイチパン(伊勢崎市除ケ町、小此木正博社長)の小此木大典専務(37)は「創業70周年の節目にW受賞できて感謝しかない」と喜び、「カレーパン専用フライヤーの導入や、より高品質な材料を使ったカレーパンの新商品の発売も来年に検討している」と展望した。

ともに1個259円。問い合わせは本店(同所、☎0270-32-1352)へ。