糖度も形も◎ 第1陣は「幸水」から…栃木県那須烏山市で梨の出荷リレー始まる

下野新聞
2024年8月18日

JAなす南梨部会は12日、栃木県那須烏山市熊田のJAなす南梨・トマト選果場で本年産のナシ「幸水」の選果を始めた。16日から首都圏に出荷する。

ナシはJAなす南の主要品目の一つ。那珂川町を含む部会員39人が計57.6ヘクタールで作付けする。幸水を皮切りに11月上旬まで、「豊水」「あきづき」「新高」「にっこり」などを順次出荷し、計1600トンの出荷量を見込む。

選果員ら約50人はナシを一つ一つ手に取り、傷の有無や日焼け、色付きなどを確認した。梨部会によると、本年産は開花時季の4月ごろの天候が良く、着果が良好だという。

荒井隆司部会長(53)は「今のところ暑さの影響も少なく、糖度も形も良い状態。良質のナシが出荷できる」と声を弾ませた。

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