歴史の山に鮮やかな群生 キツネノカミソリ 群馬・東吾妻町 岩櫃山で見頃

上毛新聞
2024年8月15日

オレンジ色の花を咲かせるキツネノカミソリが、群馬県東吾妻町の岩櫃(いわびつ)山で見頃を迎えた。斜面の群生が登山客を楽しませている=写真

ヒガンバナ科の一種で、キツネの毛に似た花の色とカミソリのような細長い葉が特徴。山頂に続く赤岩通り、真田氏ゆかりの潜龍院跡周辺などで見られる。環境整備に取り組む地域おこしグループ「あざみの会」によると、見頃は15日あたりまで続く。

登山道を行く場合は適した装備が必要。沢沿いには紫色の花を付けるイワタバコも咲いている。9月下旬にはヒガンバナも咲き始める。

問い合わせは東吾妻町観光協会(0279-70-2110)へ。