ようこそ、台湾便歓迎 茨城空港4年ぶり、GWチャーター機運航
台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾のチャーター便が4日、台北市の桃園空港から小美玉市与沢の茨城空港に到着し、同市のマスコットキャラクターや茨城空港応援大使らが、本県の物産を配って旅行客を出迎えた。県によると、ゴールデンウイーク期間中のチャーター便運航は4年ぶり。
同空港ターミナルビル1階に「ようこそ茨城へ」と台湾語で書かれた横断幕が掲げられ、出迎えた県職員やいばらきスカイガイドらがチャーター便の約60人を歓迎した。一人一人に「旅を楽しんで」などと声を掛けながら、地元土産品のおみたまヨーグルトや県内の魅力を台湾語で紹介した観光案内などを配布した。
訪日外国人客たちは、歓迎に笑顔で応え、ご当地キャラクターの「ハッスル黄門」「おみたん」などと記念撮影するなどして楽しんだ。
旅行先には、ひたち海浜公園や、藤が見頃を迎えたあしかがフラワーパーク(栃木県足利市)を挙げる人が多かった。来日10度目で、初めて本県を訪れたというチュウ・ワン・フェイさん(35)は旅行会社に頼らず、フリープランで本県の観光名所を巡る3泊4日間の旅を計画。「絶対に見たいのはネモフィラ。きれいな花を見ることをすごく楽しみにしている」と笑顔を見せた。
同社によるチャーター便運航は今回が初めて。7日も茨城-台湾(台北)間を1往復計2便運航する。
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