「島唄」の元THE BOOM・宮沢さん招きエイサー公演 20日に群馬・高崎市で 地元の創作琉鼓会「BREATH」

上毛新聞
2024年7月19日

沖縄の伝統芸能「エイサー」の魅力を伝えようと、群馬県高崎市の創作琉鼓会「BREATH(ブレス)」は20日、同市の高崎芸術劇場大劇場で公演「ぱいかじ~南風」を開く。市内の協力団体のほか、世界エイサー大会3連覇を成し遂げたことのある創作芸団「レキオス」(沖縄県)、「島唄」を作詞作曲した「THE BOOM」の元ボーカル、宮沢和史さんをゲストに迎え、総勢約50人が白熱のステージを届ける。

エイサーは音楽に合わせて太鼓をたたき、舞い踊る沖縄の伝統文化。若者により親しんでもらいたいと、ブレスは映像などを取り入れ、現代版に創作した「ニライカナイ 島ぬ誕生」を披露する。レキオスの単独公演、宮沢さんの歌声と出演者の共演も楽しめる。

ブレスは同市に拠点を置く創作琉球太鼓のグループ「群天星(むりてぃんぶし)」を母体に発足。小中学校での公演にも力を入れている。佐藤円代表(48)は「海のない群馬から沖縄は遠いが、沖縄の文化を身近に感じてほしい」と話す。

午後2時開演。全席指定でS席5000円、A席4500円、B席4000円で、中学生以下は1000円減額(当日券はプラス500円)。チケットぴあなどで販売している。問い合わせは佐藤代表(☎080-2253-1700)へ。