栃木県那須烏山市の「山あげ祭」市街地で本番さながらの熱気…野外歌舞伎をリハーサル

下野新聞
2024年7月9日

栃木県那須烏山市の烏山市街地各所で野外歌舞伎を行う「山あげ祭」(7月26~28日)のリハーサルが6日、那須烏山市金井2丁目の山あげ会館前の市道で行われ、関係者が舞台設営や野外公演の流れを確認した。

午前中は当番町・仲町の若衆らが歌舞伎の背景となる「はりか山」などを設置。高さ10メートル以上に及ぶ「大山」を無事に立ち上げると、沿道の観衆は若衆に拍手を送り、労をねぎらった。

組み上がった舞台上では、烏山山あげ保存会芸能部が今年の中心芸題「戻り橋」などを披露。三味線や鳴り物の音色が響く中で熱演する演者に観衆らは熱視線を向けた。

仲町の筆頭世話人山内崇さん(51)は「祭りに向けて順調に進んでいる。皆さんの協力を得ながら、しっかりとした祭りにしたい」と汗を拭った。

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