《釣り》ホソで小物釣り満喫 コブナ、モツゴ手軽に 茨城・霞ケ浦や北浦周辺

茨城新聞
2024年6月23日

木々の緑が色濃くなる時期となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。梅雨時期となり不安定な天気が続く中、梅雨の晴れ間に「小物釣り」を楽しんでみてはいかがでしょうか。6歳になる息子も小物釣りをエンジョイしています。

釣りは1日がかりと思いがちですが、時間を見つけ1~2時間でも楽しめる釣り物「ホソの小物釣り」をご紹介しましょう。狙うのはコブナ、モツゴ、テナガエビなどなど-果たして何が釣れるか釣れないのか、分からないところが面白みともいえましょう。

さおは1~2メートルほどの延べざお。仕掛けは市販されている出来合いのものを使います。さおの長さによって専用の仕掛けがあるので、合うものを探してみてください。

さと水量があり、水の澄んだ所がよい

餌はアカムシ、ミミズ、グルテン系の練り餌がよいでしょう。練り餌は魚を集める効果があるので、最初に練り餌で魚を寄せて、集まってきたところをアカムシで釣っていきます。

狙う魚によって針のサイズ、餌の種類は変わります。コブナ狙いは大きめの針で餌はミミズ。モツゴ、テナガエビは小さい針で餌はアカムシです。

どこで釣るかというと、茨城県の霞ケ浦、北浦水系の裏を流れるホソがお薦めです。あまり流れがなく、ある程度の水深がある所が良いでしょう。流れ込みなどに魚が集まっていることが多いです。田んぼの水で-カフェオレのように-濁っている場所は避けましょう。お薦めのポイントは外浪逆浦周辺と常陸利根川(大野原排水樋管-逆水門まで)周辺です。

ホソで釣り上げたコブナ

テナガエビ狙いは少しポイントが変わります。ホソではなく本湖の消波ブロック帯が狙い所。普段は深いところにいるテナガエビが6月ごろから産卵のため、浅場に出てきます。その途中立ち寄るのが消波ブロックエリアなのです。

霞ケ浦の消波ブロックは川の外側(アウトサイド)と水深があるエリアに隣接して入っていることが多いです。利根川水系でも釣果は期待できますので、釣れないときは1カ所で粘らず、いろいろな場所に行ってみてください。

今回紹介した小物釣り具、用品はキャスティング鹿島神栖店でも多数取りそろえております。お気軽にご相談ください。(キャスティング鹿島神栖店・安達真秀)