高崎駅がぐんまちゃん駅に! 群馬県とJRが7月にイベント 駅構内をキャラ一色に、特別列車の運行も

上毛新聞
2024年5月28日

群馬県とJR東日本高崎支社は7月1~31日、高崎駅を県マスコットキャラクター「ぐんまちゃん」の世界観で装飾するイベント「ぐんまちゃん高崎駅ジャック」を行う。期間中は駅構内各地をぐんまちゃん一色に装飾するほか、ぐんまちゃんと触れ合えるグリーティングなどの企画も実施する。

ぐんまちゃんの活動30周年と、高崎駅開業140周年が重なったことから、同支社が県に提案して実現した。「ぐんまちゃん駅」をコンセプトに、駅西口エントランスや東口壁面、コンコースをアニメ「ぐんまちゃん」に登場したキャラクターや山、だるまといった県の象徴で装飾する。

高崎駅西口エントランスを装飾したイメージ

期間中の土、日、祝日はぐんまちゃんと触れ合えるグリーティングを開催し、記念カードの配布やダンス企画などを予定する。上越、信越両線では特別列車「SLぐんまちゃん号」計14本を運行。蒸気機関車(SL)が今回限りのオリジナルヘッドマークを付けて走行し、乗客には記念乗車証を贈る。運行初日には山本一太知事や同支社の樋口達夫支社長らが出席して出発式も行う。

開催に合わせて首都圏の約450駅でデジタルサイネージやポスターを使いイベントをPR。主要な5駅程度をぐんまちゃんが訪れるぐんまちゃんキャラバンも行い、認知度向上や群馬県への来訪につなげる。

23日に県庁で開いた合同記者会見で、山本知事は「ぐんまちゃんを知ってもらういい機会。群馬のPRや観光客の増加につながると確信しており、多くの人に訪れてほしい」。樋口支社長は「ライフスタイルが変わる中、鉄道会社として勢いを付けたい。インパクトある取り組みの舞台に選ばれ光栄。駅全体で表現するのは誘客促進や地域活性化につながり、グループ一丸で盛り上げたい」と話した。

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