あの三角形地のランドマークが… インテリアスタジオ「アーテリア」移転オープン 200点余りの北欧家具を展示 群馬・高崎市

上毛新聞
2024年4月18日

群馬県高崎市の問屋町入口交差点の一角にあるインテリアスタジオ「アーテリア」が同市飯塚町に移転し、12日にリニューアルオープンした。三角形の開けた土地にあった旧店舗は街のランドマークとして住民の注目を集めていたが、ビルの老朽化に伴い新たなスタートを切った。

アーテリア旧店舗の外観(同社提供)

同店は建設資材卸の西田(沼田市、西田俊太郎社長)が運営する。1975(昭和50)年、イタリアの輸入タイルを主とした建材のショールームとして開業。当初は周りに畑と田んぼが広がっており、突如建設されたビルが話題になったという。市街地開発が進んで以降は周辺に飲食店などの商業施設が多数出店し、現在も交通量が多い交差点の一角として知られる。三角形の目立つ立地にあり、約50年間地域のランドマークとして親しまれていた。

アーテリアのビルに描かれた歴代の壁画(同社提供)。壁画の入れ替わりとともに街並みの変遷をたどることができる

新店舗は、旧店舗の約1キロ南側にある「スシロー高崎飯塚店」の向かいに開設。広さは旧店舗の約1.5倍になり、200点余りの北欧家具を展示。世界的に有名なデンマークの「カール・ハンセン&サン」製のYチェアを中心に椅子、ソファ、照明などを展示販売する。リニューアルに合わせ、国内メーカーの北欧テイスト家具も増やした。

飯塚町に移転した新店舗の内観。木のあたたかみを感じる家具が並ぶ


インテリアスタジオ「アーテリア」
午前11時~午後6時
水曜、祝日定休
問い合わせは同店(☎027₋362₋7633)へ。
公式サイト(https://www.arterior-n.co.jp/)