「駅弁の日」にちなみ幕の内弁当を販売 鶏ゴボウ唐揚げ、タケノコ煮、栗きんとん… 群馬・安中市の荻野屋

上毛新聞
2024年4月15日

「駅弁の日」(10日)が記念日として日本記念日協会に正式登録されたことを受け、荻野屋(群馬県安中市松井田町横川、高見沢志和社長)は21日まで、幕の内弁当「特選銀鮭(ざけ)の玄米弁当」を販売している。

駅弁の日は、日本鉄道構内営業中央会が1993年に設けた。「4」と「十」が「弁」に見え、「当」は「10(とう)」と読むことから決めた。同協会が1月15日に記念日に認定した。同中央会の所属会員31社が、各社名入りで共通の「千社札(せんしゃふだ)風カード」を駅弁に同封し、各地で販売する。

荻野屋の弁当には、国産の玄米、サケ塩焼き、鶏ゴボウ唐揚げ、卵焼き、タケノコ煮、栗きんとんなどが入る。同社営業統括管理の笹井賢二さん(56)は「最高の味を求めて素材の味を生かし、一つ一つ丁寧に愛情を込めて作っている」と話す。

1200円。県内では横川店(同市松井田町横川)、JR高崎駅構内のハナガタヤ高崎、ニューデイズミニ各店舗で販売している。問い合わせは同社(☎027・395・2311)へ。