JR敷島駅で開業100周年イベント 飲食やステージも 31日 群馬・渋川市
JR上越線敷島駅(群馬県渋川市赤城町敷島)の開業100周年を記念した「シキシマエキマエピクニック2024」が31日、駅周辺で開かれる。住民ら100人によるテープカットや飲食の販売、子ども向け縁日などが催される。幅広い世代に集ってもらい、節目の一日を祝う。
イベントは100周年に向けて2022年春に始まり、今回が3回目。エキマエピクニックと銘打つのは最後となる。駅周辺の活性化を進めるため、市内のNPOや事業者、JR東日本高崎支社有志による実行委員会(荒井良明委員長)が企画している。
昨年に続き、駅前を歩行者天国にする。市内外の約40事業者が集まり、飲食や農作物を販売。阿波踊りや吹奏楽、ダンスといったパフォーマンスも楽しめる。多彩な店舗が立ち並んでいた駅前商店街を写真で振り返る展示は、住民が記憶をひもときながら制作した。
荒井委員長(45)は「普段あまり足を運ばない人にも来てもらい、元気になってきた街を感じてほしい」と話している。
30日は前日祭として午後1時と3時の2回、駅に隣接する「駅のえんがわカフェ」で三遊亭ぐんまさん(同市出身)の落語会を開く。各回先着30人。チケット(大人1000円など)は同カフェで販売している。
31日のイベントは午前10時~午後5時。問い合わせは実行委(☎090-4207-6519)へ。