ブランド商品「百年梅酒」、ウイスキーだるで熟成 茨城・水戸の明利酒類

茨城新聞
2024年3月15日

酒造会社の明利酒類(茨城県水戸市元吉田町、加藤高蔵会長)は、ブランド商品「百年梅酒」をウイスキーだるで熟成させた「百年梅酒ウイスキー樽(だる)熟成」を発売した。

同社は2022年に梅酒造り70周年を迎え、同年にウイスキー事業を立ち上げたことを契機に「百年梅酒」をウイスキーだるにて熟成させた。百年梅酒の原酒を12カ月熟成させ、仕上げに厳選したモルトウイスキーの原酒を加えた。ウイスキーだる由来のバニラ香と、複雑で重厚感ある甘みが特徴。長年親交のあるウイスキーメーカーの秩父蒸溜所(埼玉県)から、熟成したウイスキーだるを借用している。

アルコール度数は18%。価格は700ミリリットル入りで税込み4500円。明利酒類の資料館兼直売所の「別春館」(同市元吉田町)や全国の酒販店、スーパーなどで取り扱う。問い合わせは同社(電)029(247)6111。