CG映像で牛久PR ワイン醸造場に投影 10、11日

茨城新聞
2017年3月10日

日本初の本格的ワイン醸造場「シャトーカミヤ」(牛久市中央)でコンピューターグラフィックス(CG)を使った映像を投影する3Dプロジェクションマッピング「BON APPETIT~ワインの街うしく~」が10、11の両日に実施されるのを前に、内覧会が9日夜、市関係者や報道陣に公開された。

昨年3月に東日本大震災の復旧工事が終了した記念と、シャトーカミヤの日本遺産認定を目指す市の取り組みをPRする。

シャトーカミヤは、旧醸造場施設3棟が国の重要文化財に指定されている。そのうちの一つで、シャトーのシンボルとも言えるれんが造りの本館(旧事務室)に、鮮やかなCG映像が約10分間映し出された。

ブドウ畑をトロッコが進んだり、ワインがグラスに注がれたりする他、水中をカッパが悠々と泳ぐ姿や、サーチライトに照らされた大仏が浮かび上がるなど、牛久ゆかりの映像が華々しく投影された。

牛久市文化遺産活用実行委員会主催。両日とも午後6時半から随時上映。最終上映は午後8時。入場無料。

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