魚の“あら”の出汁であっさり!本格魚介系の「麺処桂(かつら)」が群馬・玉村町にオープン

上毛新聞
2024年1月4日

魚のあらなどで出汁(だし)を取ったあっさり魚介系ラーメンが売りの「麺処桂(かつら)」が群馬県玉村町にオープンした。天然魚のあらを鶏、豚骨などと煮出し手間暇かけたスープが特長だ。

「魚は天然ものしか使わない」と素材にこだわる店主の伊藤佳三さん(42)は、高崎市で創作料理店「和進」を営む兄や市場の知り合いなどから、毎日異なる天然魚のあらなどを仕入れ、うま味を生かしたスープを作る。

国産小麦のストレート麺に、じっくり時間をかけて作った上州豚の厚切りチャーシュー、自家製のタレが中まで染み込んだ煮卵、醤油(しょうゆ)とネギ油、出汁で炒めた国産の熟成メンマなどを添える。

メニューは、チャーシュー3枚と煮卵の「特製」(1100円)、同2枚だけの「普通」(950円)、ネギだけの「かけ」を用意。味は煮干しのコクを楽しむ「煮干し醤油」、スープのうま味を感じるやさしい味わいの「塩」、五つの醤油をブレンドした「醤油」の3種類から選べる。チャーシューの小丼(350円)などのご飯ものもある。

店内はカウンターが7、4人がけのテーブルが二つあり、子ども連れも歓迎。伊藤さんは「あっさり系で、子どもからご年配の方まで楽しめると思います。ぜひいらしてください」と話している。

麺処 桂
住所 玉村町福島149-11
営業時間:午前11時15分~午後3時(材料が終わり次第終了)※火曜のみ夜も営業 午後6~8時
定休日:水曜
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/mendokoro_katsura/