<栃木・紅葉めぐり2023>宇都宮の羽黒山で見頃 扇のよう…頭上に広がる真っ赤な紅葉
下野新聞
2023年11月30日
栃木県宇都宮市今里町の羽黒山(458メートル)で紅葉が見頃を迎えている。山頂の羽黒山神社では古木のモミジが真っ赤に色づき、訪れる人を魅了している。
羽黒山神社の阿部康夫宮司(66)によると、境内のモミジは樹齢約300年、高さ約8メートル。枝は幅約15メートルにわたって扇の形のように伸びており、28日は参拝者やハイカーが頭上の色づいた葉に見入っていた。
⇒<栃木・紅葉めぐり2023>栃木市の太平山で見頃 眼下に広がる関東平野との“競演”美しく
阿部宮司は「境内のモミジは12月中旬まで楽しめます」と話している。
羽黒山の南、西側斜面ではコナラやヤマモミジなどが色づいており、麓にあるスギの緑とのコントラストを織りなしている。山頂付近からは周囲の里山の紅葉を楽しむこともできる。