3500本のライトに棚田浮かぶ(群馬・沼田市)

上毛新聞
2023年11月19日

地域活性化に取り組む群馬県沼田市の薄根地域ふるさと創生推進協議会(山口耕会長)は12日、同市石墨町の棚田広場で、第2回石墨棚田イルミネーションの点灯式を開いた。昼間の太陽光で充電し、暗くなると発光する「ソーラーライト」を昨年よりも千本多い3500本配置した。12月9日まで幻想的な景色を演出している=写真。

棚田上部に展望台を設置した。あぜに沿って土に差し込んだライトの光を一望できる。

石墨棚田は昨年、農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定された。点灯式では地元の薄根ふるさと太鼓が披露され、電飾を施したトラクターやオブジェが並んだ。小中学生が願いごとを記したライトも飾られている。

期間中は毎日午後6~8時に係員が来場者に対応する。広場周辺に約50台の臨時駐車場を設けている。

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