古墳時代の王の儀式再現　「かみつけの里古墳祭り」が群馬・高崎市で

第13回かみつけの里古墳祭りが15日、群馬県高崎市の上毛野はにわの里公園で開かれ、考古学の研究成果を基に作られた再現劇「王の儀式」が上演された。

雨の影響で、かみつけの里博物館内で行われ、古代衣装をまとったボランティアグループ「王の儀式再現の会」が王や巫女（みこ）、ヤマトの使者などに扮（ふん）して登場。豊作祈願や収穫の喜び、王へ忠誠を誓う場面などを熱演した。

古代の文化に親しんでもらおうと同祭り実行委員会が主催。勾玉（まがたま）作り体験や古墳ガイドなども行われ、来場者は古代ロマンに思いをはせた。