勇ましく参道を練り歩く　世界遺産・日光東照宮で秋４年ぶりの「千人武者行列」

世界遺産・日光東照宮の秋季大祭のハイライト「百物揃千人武者行列」が17日、栃木県日光市山内の表参道などで行われた。参道脇に詰めかけた多くの観光客らは、勇壮に練り歩く武者などの姿に見入っていた。

1617年に徳川家康を静岡の久能山から日光に改葬した際の行列を再現し、「神輿渡御祭（しんよとぎょさい）」とも呼ばれる。春の春季例大祭でも行われ、16日の流鏑馬に続き秋季大祭での開催は新型コロナウイルスの影響で４年ぶりとなった。

快晴となったこの日、行列は午前11時過ぎに表門を出発。厳かな雰囲気の中、鎧武者や鉄砲持ち、弓持ちなどに扮した市民ら約800人が約１キロ先の御旅所を目指して歩いた。

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