音楽のある街・高崎に新たなイベント 10月にたかさき太鼓祭り、ゲストに鼓童招く
群馬県高崎市が掲げる「音楽のある街高崎」の新イベントとして、県内で活躍する12団体などが和太鼓を演奏する「たかさき太鼓祭り」(同実行委員会主催)が10月7日、高崎市高松町のもてなし広場で初めて開催される。県内の太鼓文化を盛り上げ、高崎の音楽イベントを発信するために企画。特別ゲストとして、世界を舞台に活躍する「太鼓芸能集団 鼓童」も招く。
オープニングセレモニーでは、県和太鼓会の統一曲「上州」を12団体が一斉に奏でる。その後、参加団体がそれぞれ30分間演奏。実行委によると、翌日開かれるダンスイベント「たかさき雷舞フェスティバル」のステージを使うことで、太鼓祭りの勢いをそのままに同フェスティバルへバトンをつなぐ目的もある。
市文化課によると、県内では91の和太鼓団体が活動している。次回以降は参加団体をさらに増やし、祭りの規模を拡大させる方針で、担当者は「高崎の街を和太鼓の音で包み込めたら」と話している。
実行委員長の中沢君行さん(52)は、「祭りの認知を広めて太鼓の良さを多くの人に知ってもらいたい」と初開催への意気込みを語った。
午前10時~午後7時。入場無料。雨天の場合は群馬音楽センターで開催。司会はエフエム群馬パーソナリティーの内藤聡さんが務める。問い合わせは同課(☎027-321-1203)へ。
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