東武宇都宮百貨店に栃木県産食品のアンテナ店オープン ハム、みそ、スイーツなど多彩な品揃え
下野新聞
2023年9月2日
栃木県内中小の食品関連企業11社で構成するとちぎ食のブランド発掘協同組合(小池泰史代表理事)は31日、東武宇都宮百貨店宇都宮本店地下1階に「栃の味ショップ」をオープンした。県産原材料を使用した食品80種類以上を取りそろえ、栃木県産の食品の魅力を県内外に発信する。
同団体は栃木県の食文化を広く発信しようと2018年に設立された。これまでに、大谷石採掘場跡地や大谷石製の石室で熟成させた肉製品、みそ、野菜などを、新たなブランド品としてEC(電子商取引)サイト「栃の味オンラインショップ」などで販売してきた。
同百貨店は県内外から多くの来店客が訪れるため、効果的に魅力を発信できると考え、販売拠点を設けた。
開設したのは食品売り場の一角。プレオープンとなった30日はハム、ウインナー、みそ、スイーツなどが並んだ。
栃の味ショップについて小池代表理事は「地元の原材料を使用した商品をふんだんにそろえた。県産食品の魅力発信の基地にしたい」と話した。