カラオケ館が栃木・那須にグランピング施設オープンへ 各棟に天然温泉、サウナ、水風呂を完備
下野新聞
2023年7月31日

「カラオケ館」などを展開するB&V(東京都練馬区、渡部記春社長)は28日、栃木県那須町高久甲に8月1日オープンするグランピング施設「グランピングB&V那須高原」のメディア内覧会を開いた。
同社は全国でカラオケ館を202店運営するほか、グループとしてインターネットカフェなども展開している。新型コロナウイルス禍で主力のカラオケ事業が打撃を受けたため、外部環境の変化にも対応できる新事業を検討。コロナ下でも市場が成長していたグランピング事業への参入を決めた。
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那須高原は首都圏から車で2時間程度で観光地として集客力があるため、第一弾として同所に開業する。
5種類12棟のドーム状の宿泊棟を整備。強化プラスチックを使用した透明の「クリアドーム」のほか、犬と泊まれる宿泊棟もある。
天然温泉やバレルサウナ、水風呂などが各棟に完備されているほか、共有スペースとしてアルコールが飲める「セルフBAR」や夜間にカラフルに光る「光の庭」などもある。予約は同施設のホームページから行う。価格は時期や宿泊人数で異なる。
同社の担当者は「1年中楽しめる施設が完成した。ぜひ利用してほしい」と話した。