壁面に巨大迷路アート 茨城・つくばのホテル

茨城新聞
2023年7月30日

茨城県つくば市吾妻1丁目のホテル日航つくば本館1階ロビー壁面に、筑波山系でのみ生息する「ツクバハコネサンショウウオ」をモチーフにした巨大な迷路アートがお目見えし、宿泊客らを楽しませている。

絶滅の恐れのある野生動物として2015年、環境省の国内希少野生動植物種に指定された。同ホテルは「生物多様性について考えるきっかけに」と迷路アートの題材に決めたという。迷路アートは縦2・7メートル、横8・4メートル。体表の模様を迷路に仕立てた。

世界的企業や国内の水族館などに迷路アートを描いてきたMr.Amazer(ミスター・アメイザー)氏がデザインした。担当者は「存在を広く知ってもらい、皆で大事にしていきたい」と話している。