アナログの豊饒な音…劇場用スピーカーレコードの鑑賞会「豊饒なる音の旅へ」が群馬・みどり市で開催

上毛新聞
2023年7月5日

アナログレコードを劇場用大型スピーカーで聴く「豊饒(ほうじょう)なる音の旅へ」(市地域再生実行委員会主催)が1日、みどり市東町の童謡ふるさと館ファミリーホールで始まった。レコード愛好家らがスピーカーから流れる音を楽しんだ=写真。

同市東町の藤原本二さんが所有する米ウエスタン・エレクトリック社の復刻システムを使用している。戦前、米国の放送局などで使われたとされる同型プレーヤーにレコードを乗せ、真空管アンプで再生する。励磁電源を用いているのが特徴という。

今月発売の季刊誌「アナログ」(音元出版)でも取り上げられることから、藤原さんは「首都圏から多くのファンが来ることを期待している」と話している。1日10人限定の「音響体験レクチャー」も開く。

開催は2、15、16日、8月5、6、19、20日。入場料は500円、音響体験レクチャーは1000円。問い合わせは藤原さん(☎090-2536-2986)へ。