<栃木・県北グルメ>中華そば おおの(大田原)B定食 よみがえる名店ふんよう菜館の豚ばら

下野新聞
2023年7月2日

上品な食べ物ではない。だが、それがいい。

厚さ約1センチ長さ約20センチの豚ばらの見た目に、うなった。香草煮だ。箸ですっと切れる。香草の香り、塩気、豚ばらのコクが広がり、ご飯が欲しくなる。この味を求め、市外からも人が訪れる。

「基はふんよう菜館の豚ばらB定食なんです」。おおのの大野尚さん(35)=宇都宮市出身=は言う。ふんようは2020年まで、宇都宮市中心部にあった店だ。

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調理師専門学校を出た後、飲食業の経験を積み、ふんようの建物2階で「大野食堂」を営んだ。毎日のように口にしたふんようのB定食。「これ、何を入れてるの」と主人に尋ね、少しだけヒントを聞き出した。

縁あって14年、大田原市内でカフェを始めた。新型コロナウイルス禍で思索を深める中、独学で学び約2年前、ラーメン店に転換。この時約3カ月間、ふんようの豚ばら香草煮を目指し試行錯誤し何とか作り上げた。

「自分が育ったふんようの味をベースに『おおののB定食』にしたい」

「白河ラーメン」に近い中華そばなども人気。麺やスープがなくなったら営業終了。6月、現在の場所に移転。7月1日午前4時から本営業を始める。

▼メモ B定食は900円。中華そばは750円▽大田原市浅香1の8の16▽営業時間は朝食の需要に対応し平日午前9時半~午後9時、土日祝日午前4時~午後2時▽定休日 毎月3、13、23、30、31日▽(問)080・9684・4040。

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