群馬県庁31階「ギンガム」が18日にプレオープン ライブ配信できるキッチンや人工芝の丘で交流を
上毛新聞
2023年6月17日
にぎわい創出のために群馬県庁31階に設置するマルシェ&キッチン「ギンガム」の内覧会が13日、同所で開かれ、ライブ配信可能なキッチンや人工芝が敷かれた「丘」が設けられた空間が報道陣らに公開された。18日にプレオープンし、25日に全面芝生となった県庁前県民広場のお披露目を兼ねたイベント「県庁リボーンフェス」で本格開業する。
老若男女が気軽に訪れて交流し、県産食材を使った料理や商品の魅力を発信する場として設けられた。キッチンにはカメラも設置され、調理する手元などを配信できる。
中央部の丘からは、前橋の中心市街地が一望できる。事業費は1億1563万円で、このうち半分以上を国庫補助金でまかなった。
利用料はキッチンエリアが1時間3500円、丘のある中央エリアが同1500円、フロア全体が同5500円など。利用者がいなければ自由に出入りできる。
空間のコンセプトづくりなどを担当したソトコト・シェフズラボ(東京都港区)の指出一正取締役(高崎市出身)は「老若男女が集えるご機嫌な場所づくりを目指した。ここに集った人が県内各地で社会的に活動し、また戻って来るような場所にしたい」と話した。
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