全日本シクロクロス、1万6千人が観戦 宇都宮のろまちっく村で初開催

下野新聞
2016年12月13日

 自転車のオフロードレース「第22回全日本シクロクロス(CX)選手権大会」(下野新聞社など協賛)が11日、宇都宮市の道の駅うつのみやろまんちっく村特設コースで開かれた。関東圏初開催となる国内最高峰のレースに約1万6千人の観客が熱狂した。

 ロードレース用の自転車を使用し、舗装路や泥地、砂地などが設定されたコースで順位を競う。「自転車のまち」を推進する同市が市制120周年の記念事業として、県内企業と官民一体で取り組み、誘致した。

 性別、年齢別に4部門を行い、選手たちは砂や泥にまみれながら熱戦を展開。男子エリートは宇都宮ブリッツェンCXチームの小坂光(こさかひかる)(28)が3位と奮闘した。

 息子2人と観戦した同市滝の原1丁目、会社員久保田肇(くぼたはじめ)さん(38)は「初めて見たが、迫力もあって面白い。地元でこのような大きな大会をどんどんやってほしい」と満足そうに話した。

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