迫力の恐竜レプリカ 県立自然史博物館

上毛新聞
2016年7月20日

ㅤ県立自然史博物館の開館20周年記念展「超肉食恐竜 T-rex」が16日、富岡市上黒岩の同館で始まった。約6600万年前の中生代白亜紀後期の肉食恐竜「ティランノ(ティラノ)サウルス・レックス」に焦点を当て、その成体と子どもの全身骨格レプリカや骨の部分化石など約140点を紹介している。9月22日まで。
ㅤメインのティラノサウルスの骨格レプリカは、北米大陸で発見された全身化石(高さ4メートル、全長12・8メートル)を復元したもの。その下には、捕食した「トリケラトプス」や「アンキロサウルス」の頭骨標本も並ぶ。
ㅤ中国で化石が見つかったティラノサウルスの仲間とされる恐竜「ユティランヌス」の生体復元模型も展示。最新の研究成果を踏まえて全長9メートルの体全体が羽毛で覆われ、来場者の注目を浴びている。

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