神秘的な装い、ヒスイカズラ見ごろ 栃木のとちぎ花センター

下野新聞
2016年4月21日

 【栃木】鮮やかな青緑色のヒスイカズラの花が、岩舟町下津原のとちぎ花センターで見頃を迎え、来場者を楽しませている。

 ヒスイカズラはフィリピン原産のマメ科のつる植物。フィリピン諸島のごく限られた熱帯雨林にしか自生しておらず、絶滅危惧種になっている。同センターでは約20年前から育てており、今年も平年並みの3月上旬から咲き始めた。

 高さ約5メートル、幅約7メートルの壁面を埋めたつるから、約5センチの花を30~50個付けた房が無数に下がり、神秘的な印象を与える。

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