アユ塩焼きに舌鼓 黒羽観光やな オープン

【大田原】黒羽向町の「黒羽観光やな」が１日オープンし、県内外から訪れた家族連れらが那珂川の流れを眺めながらアユの塩焼きなどを楽しんだ。

やなは黒羽観光簗漁業組合が営業し、炭火で焼いた川魚などを提供。福島県鏡石町、会社役員石川正治（いしかわまさはる）さん（８１）は「自宅で焼いたのとは味が違う。アユ２匹とイワナの刺し身をおいしくいただきました」と満足そうに頬張った。

同組合によると、新型コロナウイルス禍で昨年の来客数は例年の７割程度だった。

室井秀夫（むろいひでお）常務理事（７４）は「コロナ対策を十分に取っている。例年並みに回復してくれれば」と話した。

やなの設置は７月中旬の予定。祝日と８月以外の毎週火曜定休。

（問）同やな０２８７・５４・００８７。