伊香保と横浜結ぶ高速バス、出発 渋川で運行出発式
2021年12月19日
高速バス「群馬・横浜ニュースター号」の運行出発式が18日、群馬県渋川市伊香保町のだんだん広場で開かれた=写真。共同で運行する群馬バス(高崎市緑町)と東京バス(東京都北区)の関係者らが、横浜市に向かうバスを見送った。
渋川市の伊香保温泉と、横浜駅近くの横浜・シティ・エア・ターミナル(YCAT)間を結ぶ。高崎駅や六本木ヒルズも経由。午前中に伊香保と横浜から1台ずつ発車し、それぞれ1往復する。当面は土日祝日のみの運行で、来年2月5日から毎日運行する予定。
式典で群馬バスの御園生知之社長は「当社として初めての高速バス。コロナ下の経営は厳しいが、これが起爆剤となり、地域社会の発展の一助になれば」とあいさつした。東京バスの西村晴成社長も「末永く愛されるすてきなバスになることを願う」と期待した。地元関係者らとともにテープカットした。
予約や問い合わせは群馬バス(電話027-371-8588)へ。