古墳時代中期の埴輪、須恵器

上毛新聞
2021年10月22日

 高崎市観音塚考古資料館の企画展「群馬の中期古墳とその時代」が12月5日まで、同市八幡町の同館で開かれている。埴輪(はにわ)や須恵器など国の重要文化財を含む約400点が展示されている=写真

 本県の古墳時代中期の古墳にスポットを当てている。白石稲荷山古墳(藤岡市)や遠見山古墳(前橋市)から見つかったげたなどの石製模造品や埴輪、高坏(たかつき)などが並んでいる。

 学芸員の三浦茂三郎さんは「お富士山古墳(伊勢崎市)の長持形石棺の大きい模型も展示しているので、ぜひ見に来てもらいたい」と呼び掛けている。

 午前9時~午後4時。毎週月曜と11月4、24日は休館。問い合わせは同館(027-343-2256)へ。