早朝から多くの太公望 中禅寺湖で岸釣り解禁日光
下野新聞
2021年4月2日
【日光】「マス釣りの聖地」とされる奥日光の中禅寺湖で1日、岸釣りが解禁となった。早朝から多くの太公望がさおを振った。
同湖では東京電力福島第1原発事故の影響により魚の持ち出しが禁止となっていたが、今年からニジマスとホンマスの持ち帰りが10季ぶりに可能となった。
この日は午前5時に岸釣りが解禁されると、釣り客は静かにさおの感触を確かめた。中禅寺湖漁協によると、午前6時の遊漁客数は約600人で、前年に比べ約100人多かったという。
20年ほど通っているという群馬県桐生市、会社員伊藤寛(いとうひろし)さん(45)は「今年も解禁日を心待ちにしていた。今日は天気もよく、場所を変えながら釣りを楽しみたい」と話した。
岸釣りは同湖東側でのみ解禁されており、船釣りの解禁日は20日。
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